Lesson 3: 品詞の勉強の大切さ

名詞は「数えられる名詞」と「数えられない名詞」の2つに再分類できましたね。そして「数えられる名詞」には「複数形」という「形」があることを学びました。また、「数えられる名詞」を単数形で使うときは「必ず限定詞をつけなくてはいけない」というルールも学びました。

形容詞は「比較級・最上級の形がある形容詞」と「比較級・最上級の形がない形容詞」の2つに再分類できました。そして名前どおり「比較級・最上級の形がある形容詞」には「比較級・最上級」という「形」があることも学びました。

限定詞は特に再分類する必要も、「変形」もありませんでしたね。

今はいろいろな品詞(名詞、限定詞、形容詞、動詞 etc.)の勉強しているわけですが、それぞれの品詞が更にどのように「分類」できるか、そしてどういう「形」があるのかをしっかり整理しておくことが、この先いろいろな品詞の単語をつなげて「文章」を作る練習をするときにとても大事になってきます。

同じ名詞でも [C] であるか [U] であるかで「私は〜が好きです」という文章を作るとき気をつけなくてはいけませんでしたね。「好きなもの」が [C] であるか [U] であるかさえわかっていれば、どんな名詞でも自分の作った文章が正しいと自信を持って言えるはずです。逆にいくら、「 I like 〜. の 〜 には [C] の場合は複数形、 [U] の場合は単数形」というルールを知っていたとしても、その名詞が [C] なのか [U] なのかがわからなければ、このルールを知っていても意味がありません。また「複数形」を知っていないとやはり正しく言えません。

「トムはマイクより背が高い」と言う時、「背が高い」という形容詞の比較級を使わないといけないとことを知っていても、 tall に比較級の形があるかどうかを知らないければ、Tom is taller. になるのか Tom is more tall. になるのかわかりませんね。

新しい単語を覚えるとき、単語の「意味」を覚えるだけではあまりよくありません。どういう品詞の単語なのかも覚えておくことが大切です。

次に勉強する「動詞」の分類は他のどの品詞よりも複雑です。

動詞の勉強に入る前に、復習と予習をかねた練習問題をやってみましょう。文法的に正しい文章が作れなくてもかまいませんので、辞書の例文を参考にせずに、これまでに学んだことを思い出して自分で文を作ってみてください。

1)「嫌い」を辞書で調べてみてください。名詞、形容詞、動詞といろいろな品詞の単語ができてきたと思います。それらの中から名詞を1つ、形容詞を1つ、動詞を1つ選んで「トムはねずみが嫌いです。」という文を3通りで作ってください。

2)arcane, argosy, deferential, stultify という単語を使って文を作ってください。

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